家族のカウンセリング
臨床心理士がクライアントに行うカウンセリングをしていく中で、その人の心の問題を解明していく中で、家族などのごく親しい人との間に問題を抱えている場合も少なくありません。
ですから臨床心理士が行うカウンセリングの手法として、家族カウンセリングという手法もあります。家族カウンセリングは家庭単位でカウンセリングを行う手法のことをいいます。
このほかにも、かなり密接な関係にある恋人がいて、その恋人関係に心の問題の本質があると判断された場合には、カップル単位で家族カウンセリングが実施される場合もあります。
家族カウンセリングの手法を取ると、クライアントの人間関係が臨床心理士の人にもはっきりと見えてきます。
基本的に人間が心の問題を抱えている本質には、その人の周囲の人間関係にあることが多いですから、クライアントの心の問題の背景がよりくっきりと浮かび上がる可能性が高まります。
ところが一方で、加減を誤ると家族カウンセリングはデメリットを引き起こす可能性も否定できません。
というのも、クライアントの人が心の問題を抱えていて、自分たちがカウンセリングに呼ばれるということは、その心の問題の原因となる人物がこの中にいると判断されてしまいます。
ですから、そこから誰が悪いのかといったような犯人探しが始まり、その原因の人物が吊るしあげを食らってしまう可能性がありますから、臨床心理士の人は慎重に家族カウンセリングを行う必要があります。
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