カウンセラーにとって必要な資質
臨床心理士の人は、心理学をはじめとした心の問題については、一種の専門家ということができます。
ですから、臨床心理士の人からすると、クライアントが抱えている心の問題の本質は早くとらえることができるかもしれません。また心の問題の解決法をいち早く見つけることもできるでしょう。
しかしこの価値観を押し付けることをしてはいけません。臨床心理士の人はクライアントの人の意思を尊重することが必要な資質として求められるのです。
ですから、クライアントとの面談をしているときに、自分の思い通りにいかないことも出てくるでしょう。
ここで臨床心理士の人は、感情的にならずに相手が心の問題の本質に気づいたり、解決法を見つけるまで待つ忍耐力も臨床心理士の必要な資質といえるでしょう。
また、カウンセリングをしていくうちに、相手の人が心の問題の本質をとらえ、自分でその心の問題を解決する方法を見つけることができるかもしれません。
ところがもしかするとクライアントが導いた解決法が臨床心理士の描いていた解決法とは違ってくる可能性があります。
この場合についても、クライアントの意思を尊重するような器の大きさが臨床心理士には求められているのです。
ですから臨床心理士の人は専門的な知識が必要なのはもちろんのことです。
それに加えて、人間的な度量の大きさというものも求められる職業であるということを念頭に入れておきましょう。臨床心理士に求められる素質は多岐に及んでいるのです。
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