臨床心理士とスクールカウンセラー
2001年に学校での殺傷事件が起きたこともあって、全公立の中学校には、教師以外にスクールカウンセラーという身分の人が常駐するようになっています。
実はその前の1995年あたりから、当時の文部省が中心となって、スクールカウンセラー事業の展開を検討していましたが、2001年に実際に制度化されたのです。
スクールカウンセラーは、中学生の心の悩みなどの相談に乗ることによって、心の平静を取り戻し、安心して学校生活をすることができるようにするための、いわば生徒のサポート役をすることがその任務になっています。
スクールカウンセラーには、だれもがなることができるというわけではありません。スクールカウンセラーになることができる条件として、精神科医か、もしくは臨床心理士の資格を有している人という規定があります。
最初のうちは、臨床心理士の人がほぼ独占状態で、スクールカウンセラーの仕事を行っているという側面がありました。
そこで、最近になって、精神科医の人もスクールカウンセラーとして参加をしているので、臨床心理士のワンメイク状態というものは徐々に解消されてきています。
しかし、それでも首都圏を中心とした都市部のところでは、臨床心理士の人がスクールカウンセラーの仕事をほぼ独占状態でしめているといわれています。
ですから、この比率の是正問題があるものの、このスクールカウンセラーの制度によって、臨床心理士という職業に光があたったことも確かなのです。
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